屋根塗装をする前には、塗料の種類を知っておく必要があります。塗料は樹脂が何かによって耐久年数が決まり、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素樹脂の4種類です。耐久年数は、アクリル(約5年)・ウレタン(約7年)・シリコン(約10から12年)・フッ素(約15年)となります。
また、それぞれ水性・油性タイプのどちらかになります。水性は、主剤を水で希釈したもので作業中のにおいが少ないのが特徴です。油性は、シンナーで希釈したもので作業中にシンナーのにおいがします。そのため、家が密集したところでは水性タイプが好まれますが、油性タイプのほうが塗膜が強いです。とくに遮熱タイプと呼ばれる塗料は、塗るだけで屋根の表面温度が下がり部屋の温度も下げてくれますが、ほとんどが油性タイプです。これらを基準に、塗料を選ぶと良いと思います。